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深いゲーム性で子供から大人まで人気の古典的ボードゲーム「モノポリー」ですが、念のためルールを説明しておくと、双六の要領で各プレイヤーがボード上のマス周りながら、各マスを不動産として買い上げていき、そこに建物と立てることで、他の参加者がそのマスに止まった時に利用料を徴収することでプレイヤーの資産を増やしていくボードゲームです。
■ゲーム用VISAデビットカードと専用カードリーダライタが付属
今回英国で登場した新版モノポリーは「モノポリー・ヒア・アンド・ニュー・エレクトロニック・バンキング」。ボード上の様々な点が現代風に置き換えられている中、やはり話題なのがゲーム用通貨として従来の玩具の紙幣ではなく、クレジットカードの国際ブランドVISAがこのゲームの為に開発したというゲーム用VISAデビットカード(プラスチックのカード券面にはきちんとVISAと入っている。)と専用カードリーダライタが付属している点。販売元である米ハスブロ社の話では、(アメリカやイギリスの)現代の人々は、ほとんどデビットカードでキャッシュレスの生活している点に着目したとのこと。
大量の玩具の紙幣の札束と使ってマネーバトルが繰り広げられる標準版と比べ、ボードゲーム上で起きる様々なお金のやり取りは、この新版ではデビットカードによる決済で進めらていき、富豪になっていく過程もより現代風になっているそうです。ただお価格は、紙幣を使うこれまでの標準版(12.99ポンド=約2800円)のほぼ2倍の24.99ポンド(約5380円)とのこと。
■英国とデビットカード
今回モノポリーに付属したカードがデビットカードだった点を疑問に思う方もいらっしゃるかとおもいます。日本ではクレジットカードと比べあまり利用機会の少ないデビットカードですが、実はクレジットカード先進国ではある米国や英国では社会全体でデビットカード利用を前提にしているサービスが多いという背景があるからです。英国のある決済関連団体の報告によると2005年のデビットカード利用額は前年より9%増の890億ポンド、これに対して現金の利用額は4%減の810億ポンドとなり、現金よりデビットカードのほうが利用額も多くなったそうです。スーパーなどでの支払いはもちろん、すでにガス代の光熱費の支払い等も各メーターにデビットカードリーダーが搭載されておりそこで支払いができるまでに進んでいます。
われわれの住む日本でも、非接触ICカードやお財布ケータイなどが急速にサービス範囲を拡大しつつあるので、近い将来にもう一歩進んだ形で同様のサービスが利用できる日が来る事を期待したいですね。 |