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ネット上には様々な業種のEコマースサイトが日々登場しており、これを読まれているほとんどの方が何らかの形でネットショッピングを利用されているのではないでしょうか?そのネットショッピングでの決済方法は、やはり便利なクレジットカードを利用される方がほとんどだと思います。最近その決済方法の部分でネット上で話題になっている新サービスについて少し紹介してみましょう。
■検索と広告と決済をつなぐ「Google Checkout」
ネット上で以前から噂のあったGoogleのオンライン決済代行サービスが、先日「Google Checkout」という名前で一般公開されました。まだ米国内向けのサービスですが、Googleの“強力なサーチエンジン”と“リスティング広告”というメインサービスに、“オンライン決済”という新しい要素が加わった事で様々な分野で注目されています。
「Google Checkout」は、Googleが一般ユーザー向けに提供するGmail等のアカウントに対してクレジットカードの決済機能を紐付けることで、ユーザーはネットを巡りながら素早く、簡単に参画したオンラインショップで買い物をすることができるというもの。Googleアカウント一つでこれまでの購入履歴や配送状況を確認することもでき、クレジットカード番号等の個人情報もGoogle側で管理されるため、ショップ側へのこれらの情報の漏洩や希望しないスパムメール等の防止にも有効との事です。
しかし「Google Checkout」が注目されているのは、Googleの検索と広告と決済が連動したビジネスモデルの部分。というのも通常「Google
Checkout」は、決済処理1件あたり20セントと決済処理額の2%の手数料がショップ側に請求されるのですが、その手数料設定自体が業界標準より低価格の上、さらにGoogleの『AdWords』に契約しているショップの場合、支払った『AdWords』広告料の10倍の金額まで決済処理手数料が無料となるサービスがあるからです。
これによりオンラインショップ側としては『AdWords』広告を積極的に実施することができます。WEB時代の消費行動として注目→興味→検索→購買→共有という流れ(AISAS)がありますが、「Google
Checkout」はユーザーとショップ側の両方に対してその注目〜購買までを一環してサポートする体制が整った事になります。
■新しいアカウント承認サービス「Microsoft InfoCard」
Microsoftが2006年末にリリース予定の「Windows Vista」に、オンライン決済より安全に簡単に行うための「InfoCard」という新機能が搭載されるそうです。まだ日本国内でのサポートや対応クレジットカード会社等も発表されていませんのであくまで参考程度にご紹介いたします。
これまでのオンラインショップでのクレジットカード決済では、手元のクレジットカードの番号や住所・氏名など大量の個人情報をユーザーがショップに対して手動で入力していました。ショップ毎に個別のアカウントを開設する為それらの管理も大変でした。防犯の面でみても大量の個人情報を複数のショップに対して開示するため危険性があるといえます。
「InfoCard」は上記のような問題点に対して提供されたサービスで、実際どういう形で提供されるかを紹介すると、まずInfoCardに対応したクレジットカード会社やECショップなどでInfoCardを発行します。それらは個人情報そのものではなくそのアカウントにアクセスするための情報のみがInfoCardにとしてPC上に保存されます。WEBサイトでそれらのアカウントを利用してショッピング等を行う場合は、オンライン決済の段階でInfocardシステムが起動して、WEBサイト側が要求するクレジットカード番号などをどのInfoCardで開示するかを“選択して承認する”といった流れになります。承認するとクレジットカード会社等からWEBサイトに直接クレジットカードアカウント情報等が送れます。その為、その決済のみでのカード番号等もリアルタイムに発行できるためより強固なオンライン決済が可能になるというわけです。
さて上記のような新技術は、まずクレジットカード会社やECショップ等が「Google Checkout」や「InfoCard」に参画していることが前提条件になりますが、こういった新しい基盤が整っていくことでクレジットカードでのオンライン決済はより便利なっていきそうです。 |