クレジットカードの会員特典のなかで、一般の会員にとって一番関心の高いのは「ポイントサービス」だと思います。今回はクレジットカードのポイントサービスについてユーザーからの質問にお答えしていきます。
Q:買い物をするときはクレジット機能なしの普通のポイントカードがお得? それともクレジット機能付きのポイントカードがお得?
A:クレジット機能付きのポイントカードの場合は、提携先のカード会社、国際ブランド付きの場合はそのブランド会社にユーザーの利用額の一部を手数料として支払うため、普通のポイントカードと比べるとポイントの還元率は低いです。
しかし、いろいろなお店での買い物の決済を1枚のカードで済ませ、かつポイントも貯めたいという人は、クレジット機能付きのポイントカードがよいでしょう。
また、クレジット機能付きのポイントカードは、カード会社がそれなりの審査をして認めた店でないと発行できません。したがって、ある程度規模が大きくて、営業実績もある店(企業・施設)ということで安心して利用することができます。
一方、クレジット機能なしの普通のポイントカードの場合は、ポイントの還元率は高いですが、利用できる店が限定されている上、小さな店でも発行できますから、せっかくポイントを貯めたのにそのお店が閉店(あるいは倒産)してしまってポイントを失効してしまった、なんてこともあり得ます。
Q:ポイントの還元率って、クレジットカードによって違うの? 違う場合はどうして?
A:ポイントの還元率は、クレジットカード会社やお店の収益力によって、当然違います。大手のクレジットカード会社は、加盟店にポイントの原資を負担してもらって、還元率をアップすることができます(それでも加盟店になりたいというお店が多いですから)。
もっとも、小規模のクレジットカード会社でも、売上を伸ばすために収益を縮小してでも還元率を上げることがあります。
ただ、お店の規模が小さいとか顧客単価が低い場合、普通はそんなに多くを還元できません。そこで、加盟店の規模などによって還元率を変えられるシステムを導入したクレジットカード会社もあります
たとえば、旧日本信販が遠州鉄道(静岡県浜松市)と提携して発行した「えんてつカード」の場合は、グループ各社が付与率を任意に設定できる「可変ポイントシステム」が採用されています。遠鉄グループには鉄道のほか、百貨店やホテルなど二十数社が含まれており、それぞれポイント還元率が異なります。つまり、各社の企業体力等に見合ったポイント設定を可能にしています。 |