Q:クレジットカードはいつ、どこで始まったの?
A:アメリカでは、1920年代から石油会社がオイルカード(ガソリン購入専用のカード)を発行していましたが、現在のような「汎用カード」(いろいろな目的に利用できるカード)は、1950年にダイナース・クラブが設立され、ダイナースカードを発行したのが最初だといわれています。日本では、1960(昭和35)年に日本ダイナースクラブが、61年にJCBが設立されました。ただ、本格的に普及し始めたのは、1968(昭和43)年に都市銀行が本格的にクレジットカード事業に取り組みだしてからです。
Q:カードの仕組みは世界共通なの?
A:「現金に替わる決済手段の一つであり、本人の信用を最大の担保として後払いで商品の購入やサービスが受けられる」という点は、どこの国のクレジットカードも同じです。ただ、カード利用代金の支払い方法や、支払い時期などは異なります。日本ではマンスリークリア(翌決済日一括払い)が主流であり、返済(支払い)も金融機関の口座からの自動引き落としですが、欧米ではリボルビング払いが主流で、小切手(パーソナル・チェック)を金融機関に持参して支払います。
Q:欧米では現金よりカードのほうが信用されるって本当?
A:現金の場合は、それを使うのがどんな人なのかわかりませんよね。大金を持っていても、ひょっとしたら犯罪に関わるお金なのかもしれません。とくにホテルやレンタカーなどでは、お客さんの身元がしっかりしていないと不安です。その点、クレジットカードの場合は、カード会社が「この人はきちんと支払いができる、信用のおける人だ」と認めてカードを発行しているわけですから、お店としても安心して利用してもらえるのです。
Q:日本人が海外でクレジットカードを作ることはできるの?
A:違う国でクレジットカードを発行してもらうのは、かなり大変なことです。長く住んでいて、社会的信用のある会社に勤めている場合は別ですが、そうでなければ、まず発行してもらえません。なぜなら、カードを申し込むと、その人の信用が調べられますが、そのデータがないからです。「日本でカードが作れない方でも、海外の個人信用情報機関を通すので国際カードが作れます」というようなDMを目にした方もいるでしょうが、それは手数料と称して高額な料金をだまし取る詐欺の手口ですから、注意してください。
Q:カード大国アメリカでは、みんなカードを持っているの?
A:実は最近まで、アメリカではカードを持てるのはホワイトカラーで限られた人たちだけでした。カードの発行枚数は日本の約2倍もありますが、カード会社からの信用が得られず、持てない人のほうが多かったのです。ただ、近年、金利収入を得ようと(ルボルビングカードですから、すべての買い物に手数料がかかります)、貧しい人たちにもバンバン発行している金融会社が増えて、社会問題にもなっています。
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