タクシー料金の決済方法が多様化する中、従来のタクシーチケットや非接触IC技術による携帯クレジット、電子マネーなどを利用する方も増えています。日常的にタクシーを利用する方はぜひチェックしてみてください!
Q: 私はタクシーをよく利用するのですが、常にタクシー代をクレジットカードで決済できたら便利なのに……と思っています。タクシーにおけるクレジットカードの利用状況を教えてください!
A: 数年前までは、クレジットカード決済に対応するタクシーが少なく、広く普及するまでに至りませんでした。現金やタクシーチケットによる支払いが主流だったのです。ところが最近では、クレジットカード決済に加え携帯クレジット決済ができるタクシーも増えています。
多くのタクシー会社で使えるタクシーチケット
タクシーチケットとは、タクシーの利用料金を後日一括で支払うことのできるチケットです。精算時に金額や利用者名(会社名)、乗車日、乗車区間などを記入して運転手に渡すだけなので、現金のやりとりは一切不要。現金を所持していないケースはもちろん、送迎用として、会社の経費として精算したいケースなどに重宝するでしょう。タクシーチケットを入手したい場合は、事前にクレジットカード会社またはタクシー会社に申し込みます。
クレジットカード会社が発行するタクシーチケットの場合、タクシーの利用料金をクレジットカードの利用料金とあわせて支払うことができます。一方、タクシー会社が発行するチケットの場合は、口座自動振替または振込用紙(請求書兼用)にて支払うのが一般的です。
多くのクレジットカード会社がタクシーチケットを発行していることや、チケットが利用可能なタクシー会社も数多くあることから、広く一般に普及していて、安心・便利な決済方法だと言えます。
※タクシーチケット1冊(数十枚単位の冊子となっている)の発行につき、数百円の発行手数料がかかる場合があるので、事前にご利用のクレジットカード会社のホームページなどで確認するようにしましょう。
広がる携帯クレジット決済
上述の通り、タクシーチケットに比べてタクシーにおける通常のクレジットカード決済はなかなか普及しない状況が続きました。しかし最近では、首都圏を中心にiD(アイディ)やQUICPay(クイックペイ)、Smartplus(スマートプラス)などの携帯クレジット決済が利用できるタクシーが増えています。
決済方法はとても簡単です。タクシー料金を精算する際、車内に設置された専用リーダーに携帯電話をかざすだけで決済完了。利用した分は毎月の利用料金と一緒に引き落とされます。
従来のクレジットカード決済に比べて決済処理時間は大幅に短縮され、暗証番号を入力する必要もありません。利便性は格段に向上しました。また、タクシー会社にも大きなメリットをもたらしました。決済処理そのものを簡略化できるため、決済処理時間に加え、データ集計作業や各種運用も短時間で実行できるようになったのです。
これらの点を踏まえると、今後もタクシーにおけるSuicaやEdyといった電子マネー、携帯クレジットの利用はますます拡大するでしょう。
・「Smartplus」は、三菱UFJニコス株式会社の登録商標です。
・「QUICPay」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。
・「iD」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
・「Edy」は、ビットワレット株式会社の登録商標です。
・「Suica」「モバイルSuica」は、東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
タクシー乗車時に精算方法の確認を
タクシーチケットや携帯クレジットが利用可能なタクシーかどうかは、タクシーに貼ってあるステッカーで確認できます。ただし、精算時に何らかの理由で利用できないと言われるケースも少なくありません。万一のためにも、乗車時に希望する精算方法を運転手に伝え、その方法で精算できるかどうか確認することをお勧めします。 |