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まず最初にキャッシングとカードローンの違いをクレジットカード業界ではどのように分けているか調べてみますと、キャッシングは「短期間、緊急的な用途の融資」、カードローンは「長期的、計画的な用途の融資」と区別していました。
まずは「短期間、緊急的な用途の融資」キャッシングを見てみましょう。クレジットカードによるキャッシングは1967年日本ダイナースクラブが日本で始めてキャッシングを始め、これをきっかけに信販会社が金融機関と提携することによってキャッシングは広く社会に普及してきました。
その後、カード会員に申込書を郵送してローンの受付をするメールローンや、現在のような磁気ストライプ付きのクレジットカードを利用してATMから現金を借りるキャッシングも信販会社と銀行の提携によって始まり、キャッシングは広く消費者に受け入れられてきました。 |
クレジットカード業界のキャッシングと
カードローンの分類 |
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キャッシング |
カードローン |
| 借り入れ期間 |
短期 |
長期 |
| 金利 |
大 |
中 |
| 信用枠 |
小 |
大 |
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| ※種類によっては関係が表と異なるケースもございます。 |
一方、「長期的、計画的な用途の融資」カードローンは1978年に銀行で始まりましたが、サービス開始当初は借入条件や返済方法などに厳しい条件があり、今のカードローンのように手軽に借りるものではありませんでした。
しかし、その後信販会社や銀行系クレジットカード会社が開発した、カードを利用したキャッシング
やローンを機にサービスも多様化し、手軽に借りれるカードローンサービスとして現在消費者に受
け入れられています。 |
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| クレジットカード会社の新規信用供与額の内訳 |
(億円 ) |
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販
売
信
用 |
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93年 |
95年
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97年 |
カード
キャッシング |
130,994 |
146,925 |
181,238 |
| 個品 |
147,816 |
153,683 |
149,178 |
| 合計 |
278,810 |
300,608 |
330,416 |
消
費
者
金
融 |
カード
キャッシング |
17,943 |
20,082 |
23,526 |
| 個品 |
65,839 |
79,453 |
97,444 |
| 合計 |
83,782 |
99,539 |
120,970 |
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| 資料:(社)日本クレジット産業協会「日本の消費者信用統計」 |
ではなぜ、今クレジットカード会社がカードローン市場に注目し始めているのか見てみましょう。
クレジットカード会社がカードローン市場へ参入してきた背景には、長引いた景気の低迷の影響で 主力事業の高額商品割賦販売の成長が思わしくなかったことが大きく影響しています。そのため、クレジットカード会社は収益性の見込める個人ローン部門に積極的に取り組み、カードローン市場へ進出してきました。これにより市場規模は90年代に入って急速に拡大しています。
クレジットカード会社の個人ローンも不動産などを担保とする有担保ローンから、現在ではローン専用カードの発行などサービス向上に努めた結果、現在のクレジットカード会社の主な収益はカード事業と個人ローンにまで成長しました。 |
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