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クレジットカードでの支払時に、サインではなく、暗証番号の入力を求められるケースが増えています。今回はその背景や理由を説明します。
Q:
最近、クレジットカードの更新の際に、ICチップが組み込まれたクレジットカードが送られてきました。早速お店で利用したら、サインではなく、暗証番号の入力を求められました。なぜサインではなく、暗証番号が使われるようになってきているのでしょうか? 教えてください!
A:
クレジットカードの不正利用の防止を目的として、ICカードならびにICカード対応端末機が普及してきており、決済時にサインではなく、暗証番号の入力を求められるケースが増えています。
ICカードとICカード対応端末機の普及
カード情報を不正に読み取る「スキミング」と呼ばれる犯罪が多発したことから、各カード会社は2001年以降、ICチップを搭載したクレジットカードの発行を開始しました。ICチップ搭載のクレジットカードは、従来の磁気クレジットカードに比べ、偽造が難しく、カードの安全性が高まります。現在では、カード会社の新規発行の多くはこのICカードに切り替わってきています。
ICカードの発行枚数の増加に伴い、ICカード対応端末機の普及も進んでいます。日本クレジットカード協会のまとめによると、ICカード対応端末機の店頭設置数は2007年12月末時点で約40万台(稼動ベース)となり、従来の磁気カード対応端末機とほぼ並びました。
今後もICカードとICカード対応端末機は、ますます普及していくと予想されます。
暗証番号入力で不正利用防止
クレジットカードを利用する場合、通常、本人であることを確認するため、加盟店では売上伝票に利用者のサインを求め、カード裏面の本人の自筆によるサインとの照合がなされます。ICカード対応端末機の設置加盟店では、サインの代わりに4桁の暗証番号を入力することで、より安心してクレジットカードを利用することができます。
加盟店に設置してある端末がICカード未対応の場合は、従来通りサインが必要となります。
暗証番号管理の徹底が重要に
暗証番号は、クレジットカードに入会申込する際に設定します。生年月日や電話番号など第三者に容易に推測される番号は避けましょう。暗証番号を忘れてしまった人は、カード会社に問い合わせて確認しておくことをお勧めします。
カード利用時の本人確認を暗証番号によって行うわけですので、暗証番号の管理を今まで以上に徹底することが重要になります。暗証番号を記入したメモなどをカードと一緒に保管したり、携帯電話やダイヤル式ロッカーなどでカードと同じ暗証番号を使うことは控えるべきです。また、第三者に暗証番号は絶対に教えないようにしてください。
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