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3分でわかる!イマドキのカードとお金2012年2月9日更新

自転車事故に役立つ保険 ファイナンシャルプランナー大林 香世

イメージQ. 小学生の娘が自転車で出かけるようになりました。本人のケガも心配ですが、万一、他人にケガをさせたらと心配です。自転車事故に使える保険って、あるのでしょうか。

A. 自動車保険などについている補償で自転車事故に対応できる場合があります。加入しやすい「自転車保険」も発売されています。

自転車は便利な乗り物ですが、事故が心配ですよね。自転車にはクルマの自賠責保険のような仕組みはないので、自転車事故に備えるには、自分で保険に入らなければなりません。

自転車事故に必要な補償は

自転車事故のときに保険でカバーしたいのは、ケガの治療費やケガのために仕事を休んだ場合の休業補償と、加害者となった場合の被害者の方への損害賠償やお見舞金でしょう。特に、高額になることもある損害賠償金には、保険で備えておきたいところです。

表1:自転車での加害事故例

あなたの保険も、自転車事故のときに頼りになるかも

では、自転車事故のケガや損害賠償に使える、身近な保険をチェックしてみましょう。

(1)ケガの治療に使える保険

①傷害保険や交通傷害保険

傷害保険は、ケガでの死亡や、入・通院をしたときに保険金が支払われます。日常生活全般を補償する普通傷害保険や家族傷害保険のほか、交通事故に備える交通事故傷害保険やファミリー交通傷害保険などもあります。

②家族も対象の「人身傷害保険」

自動車保険の「人身傷害保険」は、クルマに乗っているときだけでなく、歩行中や自転車に乗っているときに事故にあった場合にも、ケガの治療費や休業補償などの保険金が支払われます。しかも、自動車保険の被保険者だけでなく、家族(配偶者や同居の親族)も補償の対象となります。保険会社・商品で補償の範囲や内容が異なるので、保険証券や約款、保険会社の相談窓口などで確認してみましょう。

(2)加害者になったら、「個人賠償責任保険」

イメージ自動車保険や火災保険、傷害保険などに特約として付けられていることの多い個人賠償責任保険は、他人のものを壊したり、ケガをさせてしまったりして法律上の損害賠償責任を負わなければならない場合に保険金が出る保険です。こちらも保険の被保険者本人だけでなくその家族も補償の対象になり、自転車事故の加害者となった場合にも頼りになります。たとえば、父親の自動車保険に個人賠償責任補償特約がついていれば、子どもが自転車で通行人にぶつかった場合の損害賠償金も、父親の自動車保険の保険金から支払うことができます。

このように、身近な自動車保険や火災保険で、知らないうちに自転車事故の備えができている場合もあります。自分や家族の自動車保険や火災保険、傷害保険などに、「人身傷害保険特約」や「個人賠償責任保険特約」がついていないか、確認しておきましょう。

気軽に入れる自転車保険

自動車保険にも傷害保険にも入っておらず、自転車事故に備えてこれから保険に入りたい、という場合には、傷害保険に個人賠償責任保険がセットされた「自転車保険」があります。最近は、携帯やネット、コンビニで気軽に加入できる自転車保険も登場しています。

これらの自転車保険は、補償される対象や金額を絞って、気軽に加入できる保険料に抑えられています。ただし、保険料の安いプランでは保険金額が少なく、高額の損害賠償金はまかなえない可能性もあります。少し高い保険料で、充実した補償のプランが用意されている場合もあるので、合わせて検討されるとよいでしょう。

気軽に入れる自転車保険の例
このコラムの執筆者 大林 香世(マイアドバイザー.jp 登録)
大林 香世 教育系出版社、独立系FP事務所の勤務を経て、2000年4月より独立系FPとして活動中。ライフプランやお金の貯め方・使い方、保険などを中心に、ちょっと気づけばラクになる、知っていれば安心できるような「お金」の知識やヒントをお伝えしたくて、FP活動を続けています。

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